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【超番外編】iPS細胞ってな〜に?

昨日の夜のトップニュースはみんな京都大学の山中伸弥教授のノーベル賞受賞のことでしたね!
ノーベル賞はだいたい学術的に理論を発見し、それが産業など世の中に貢献してやっともらえるため、
10年くらい前の研究が対象になることが多い中、約6年でノーベル賞がもらえるというのは異例の早さだそうです。


で、当然マスコミの皆さんは急いでどんな研究しているのか調べて伝えようとしているんですが、
けっこう無茶苦茶なことを言ってるところも (^_^;)
そんなわけで、今回は超番外編として簡単にiPS細胞のお話をしてみる。


20121009-1

まずiPS細胞って、そもそも何なのか?
簡単に言うと、臓器や皮膚になった細胞の時間を一気に巻き戻し、何にでもなれる受精卵のころの細胞に戻したもののことを言います。

時間を巻き戻す、と言う言い方をしましたが、これは本当にその形容が正しく、
例えば皮膚の細胞をiPS細胞を作成すれば、これまで辿った変化を辿って皮膚になろうとします。
もちろん、万能細胞と言われるとおり、適切な方法で誘導してやれば様々な臓器などになれる可能性がありますが、
誘導の仕方なんて誰も知らないので、トライ&エラーや偶然でその方法を見つけ出し、今日に至ります。
要するに、こうすれば目的のモノができるのは分かっているけれど、なぜそれができるのか?ははっきりとは分かっていないのが現状です。


TVではこれを使うことで人間の体(の一部)を作れ、再生医療ができる!と華々しく伝えていますが、
いろいろ問題があってなかなか実現していないのが現状です。
例えば
・iPS細胞を作るためにはガンの遺伝子を用いるので、できた臓器はがん化する可能性がある
・皮膚のようなシート状のものや、血管のような細い管状のものは作れるが、具体的な臓器のような立体的なものは作れない
・先進的な治療に対して、なかなか認可や国の支援を受けることができない
etc

これらに対しては、ガンの遺伝子を用いないiPS細胞の作り方の研究が行われていたり、
シート状の細胞を重ねて立体的な臓器を作ろうとしていたり、薬事法などの法律を変えようという動きがありますが、
TVで言っているような臓器の交換は10年でできるかどうかって感じです。


そんなiPS細胞ですが、すぐに役立つ分野があります。
1.難病の発症プロセスの解明
 世界にはいまだに治療方法が分からない難病がたくさんあります。
 こういう病気は、発症後のサンプルしか手に入らず、どういう経緯で発症したのか分からないため、治し方が分かりませんでした。
 さっきも言ったとおり、iPS細胞は細胞の時間を巻き戻したようなものです。
 そのため、病気を発症した細胞でiPS細胞を作成し、それを育てることで、病気の発症前から発症後までの細胞の変化を観察することができます。
 しかも人間の体を診るのではなく、細胞という観察のしやすい形で診ることができるので、非常に便利です。
 おそらく近いうちにいくつかの難病の発症プロセスが解明され、これまで助からなかった人を助けられるようになるかもしれません。


2.新薬の試験
 動物実験。
 よく新しい医療の効果を確かめるためにサルやマウスで実験し、効果が得られたという話をよく聞くと思います。
 効果が本当にあるかが分からず、さらにどんな副作用があるか分からないものをいきなり病気で苦しむ人に試すのはあまりにも危険なため、まずは動物で確かめるというのは仕方のないことかもしれません。
 ただ、できるなら動物を使って実験をしたくはない。
 そもそも動物で効果があったからと言って人間で効果がある保証なんて何もないんですから・・・
 そこで活躍するのはiPS細胞です。
 iPS細胞は作ることは難しいけれど、作ってしまえば増やすことはそれほど難しくありません。
 (薬品が高いからお金はかかるけどねw)
 ヒトから作ったiPS細胞は当然ヒトと同じ反応を示すものなので、例えばこのiPS細胞で病気を発症したものを組織を作り出し、
 それに新薬を加えることで病気が治るのか?薬による副作用が起きないか?を確かめることができ、その結果も信頼できるものが得られます。


このようにiPS細胞は非常にポテンシャルが高いもので、今後私たちの医療の発展に非常に役立つと思います。
あとは・・・国が正しく支援し、研究支援はもちろん産業化への支援ができるかどうか・・・
これが今後のカギですね。


PS.
あちこちで言われていますが、iPSの"i"の文字はiPodの"i"を見て、真似したしたもの、というのは本当の話ですよw
まさかこんなところにもAppleの影響があっただなんて、なんか不思議な話ですw


PS2.
リアルで関わりのある友達は、山中教授がNAISTにいたって話に反応するかもしれませんが、
山中教授がNAISTにいたのは2004年までで、私が在籍していたのが2004〜2006年と完全に入れ違いですw
残念ながら一緒の空間にいた期間はなさそうです (´・ω・`)

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